「ホワイト物流」推進運動

トラック運転者不足が深刻になっていることに対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、
経済の成長に役立つことを目的として、以下に取組む運動です。

「ホワイト物流」推進運動の目的

【Point1】トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化
【Point2】女性や60代の運転者等も働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現

天野回漕店の「持続可能な物流に向けた自主行動宣言」

当社は、「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、以下のように取り組むことを宣言します。

取組方針

事業活動に必要な物流の持続的・安定的な確保を経営課題として認識し、生産性の高い物流と働き方改革の実現に向け、取引先や物流事業者等の関係者との相互理解と協力のもとで、物流の改善に取り組みます。

法令遵守への配慮

法令違反が生じる恐れがある場合の契約内容や運送内容の見直しに適切に対応するなど、取引先の物流事業者が労働関係法令・貨物自動車運送事業関係法令を遵守できるよう、必要な配慮を行います。

契約内容の明確化・遵守

運送及び荷役、検品等の運送以外の役務に関する契約内容を明確化するとともに、取引先や物流事業者等の関係者の協力を得つつ、その遵守に努めます。

具体的な取り組み内容

【分類番号A①】 物流の改善提案と協力

取引先や物流事業者から、荷待ち時間や運転者の手作業での荷卸しの削減、附帯作業の合理化等について
要請があった場合は、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案します。

【分類番号A③】 パレット等の活用

パレット等を活用し、荷役時間を削減します。

【分類番号A⑩】リードタイムの延長

トラック運転者が適切に休憩を取りつつ運行することが可能となるように、発荷主として出荷予定時刻を遵守します。
着荷主として幅を持たせた到着時間を認めることなどにより十分なリードタイムを確保します。

【分類番号B①】運送契約の書面化の推進

適正取引の推進を図るため、運送契約の書面化を推進します。

【分類番号C①】契約の相手方を選定する際の法令遵守状況の考慮

契約する物流事業者を選定する際には、関係法令の遵守状況を考慮します。

【分類番号D①】異常気象時等の運行の中止・中断等

台風、豪雨、豪雪等の異常気象が発生した際やその発生が見込まれる際には、無理な運送依頼を行いません。また、運転者の安全を確保するため、運行の中止・中断等が必要と物流事業者が判断した場合は、その判断を尊重します。