鬼頭:
山田社長、本日はお忙しい中ありがとうございます!まずは「新時代の物流に欠かせない存在」というテーマについて、どのようにお考えですか?
山田:
こちらこそ、お招きいただきありがとうございます。物流業界は、社会の変化とともに進化してきましたが、今の時代に特に求められるのは「柔軟性」と「迅速性」だと考えています。天野回漕店でも、こうした課題に対応するための仕組みづくりを進めています。
鬼頭:
柔軟性と迅速性、確かに重要ですね。それに加えて、最近は環境問題への対応も注目されていますよね。天野回漕店では、どのように取り組まれているのでしょうか?
山田:
おっしゃる通りです。当社では、輸送効率を最大化するための取り組みや、CO2排出削減に向けた新しい技術の導入を進めています。例えば、近年はデジタル技術を活用して、輸送ルートを最適化するシステムを導入しました。これにより、燃料消費を削減しながら、迅速な配送を実現しています。
鬼頭:
すごいですね!デジタル技術が物流業界を変えているのを感じます。ただ、技術だけでなく、やはり「人」の力も重要だと思います。社員の方々の教育やスキルアップにも力を入れているのでしょうか?
山田:
もちろんです。物流の現場は、多くの人々の力によって支えられています。だからこそ、社員一人ひとりが自分の役割に誇りを持てるよう、研修プログラムやキャリアパスの整備に力を入れています。また、お客様との信頼関係を築く上でも、人の力が欠かせません。
鬼頭:
「人の力」があってこその物流ですね。それと、天野回漕店さんは100年以上の歴史があると伺っています。これほど長く続く秘訣はどこにあるのでしょうか?
山田:
歴史の中で、私たちは「変わること」を恐れず、常に時代のニーズに応えることを大切にしてきました。加えて、お客様との長年の信頼関係が何よりの財産です。これを守りつつ、新しい価値を創造していく姿勢が、長く続けてこられた理由だと思います。
鬼頭:
なるほど、信頼と変化への対応力がキーワードですね。最後に、これからの物流業界について展望を教えていただけますか?
山田:
これからは、AIやIoTなどの技術革新がさらに進み、物流の形も大きく変わるでしょう。しかし、どれだけ技術が進んでも、物流の本質は「人の想いを届けること」にあります。当社では、その本質を見失わず、次の100年も社会に必要とされる存在であり続けたいと思います。
鬼頭:
素晴らしいお言葉です!本日はとても興味深いお話をありがとうございました。天野回漕店さんのこれからの挑戦を楽しみにしています!
山田:
こちらこそ、ありがとうございました!引き続きよろしくお願いいたします。